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ニュースリリース｜IR情報｜NTT都市開発リート投資法人
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概要
2024年5月28日、NTT都市開発リート投資法人は、2023年12月15日に公表した2024年4月期（第43期：2023年11月1日～2024年4月30日）の運用状況および分配金予想を修正しました。
この修正は、最近の物件取得および経費の見直しを反映しています。
修正内容の詳細
- 営業収益・利益の修正
- 営業収益：前回予想の11,251百万円から11,477百万円へと226百万円の増加（+2.0%）。
- 営業利益：前回予想の4,349百万円から4,769百万円へと419百万円の増加（+9.6%）。
- 経常利益：前回予想の3,823百万円から4,223百万円へと399百万円の増加（+10.4%）。
- 当期純利益：前回予想の3,823百万円から4,221百万円へと398百万円の増加（+10.4%）。
- 1口当たり分配金：前回予想の2,680円から2,848円へと168円の増加（+6.3%）。
- 分配金に関する詳細
- 前回発表予想：1口当たり分配金は2,680円。
- 今回修正予想：1口当たり分配金は2,848円（168円の増加）。
- 圧縮積立金の取扱い：前回予想では圧縮積立金148百万円を取り崩して分配金に加算する予定でしたが、今回修正予想では圧縮積立金の取崩しを行わない前提となっています。
- 利益超過分配金：現時点で利益を超える金銭の分配は行う予定はありません。
- 修正の理由
- 物件取得：2024年3月に取得したグランパークおよびガーデン板橋氷川町の持分により、賃貸事業収入が増加しました。
- 修繕費の減少：不動産賃貸事業費用のうち、特に修繕費が前回予想よりも減少したため、全体的な費用が抑えられました。
前提条件の変更
- 運用資産
- 保有物件数：2024年4月期末時点の保有物件数は61物件から62物件（ガーデン板橋氷川町を追加）に増加。
- グランパーク：2024年3月14日に追加取得したグランパークの持分が増加。
- 発行済投資口の総口数
- 2024年4月期末時点の発行済投資口の総口数は1,482,035口。
- 有利子負債
- 2024年4月期末時点の有利子負債残高は148,950百万円であり、前回予想比で18,150百万円増加。この増加は、2024年3月に取得したグランパークの追加持分およびガーデン板橋氷川町の取得資金に充当するため、短期借入金2,000百万円、長期借入金16,150百万円を新規に借り入れたことによるもの。
- 営業収益
- 取得資産に係る影響を織り込んで算出され、前回予想比で226百万円の増加。増加の主な要因は、2024年3月14日に追加取得したグランパークの持分および2024年3月22日に取得したガーデン板橋氷川町の持分に係る賃貸事業収入の増加。
- 営業費用
- 取得資産に係る影響を織り込んで算出され、前回予想比で193百万円の減少。減少の主な要因は、不動産賃貸事業費用のうち修繕費の減少によるもので、前回予想比で197百万円の減少を見込んでいる。
- 固定資産税等については、原則として賦課決定された税額のうち当該営業期間に納税すべき額を前提に算出。
- 減価償却費については、保有物件に追加的な資本的支出等を勘案のうえ、定額法により算出。
- 営業外費用
- 有利子負債に係る前提のもと、取得資産の取得資金の一部としての借入による支払利息の増加および、2023年11月に実施した新投資口の発行関連費用の発生を織り込んで算出され、前回予想比で19百万円の増加。
- 1口当たり分配金の額
- 発行済投資口の総口数に係る前提のもと、原則として、投資口1口当たりの分配金が1円未満となる端数を除く当期未処分利益の全額を分配することを前提。
- 前回予想では、2024年4月期において圧縮積立金148百万円を取り崩し、当期未処分利益に加算した金額を分配する前提としていたが、今回修正予想では圧縮積立金の取崩しは想定していない。
- 種々の要因により、1口当たり分配金は変動する可能性がある。
今後の予想
2024年10月期（第44期：2024年5月1日～2024年10月31日）および2025年4月期（第45期：2024年11月1日～2025年4月30日）の運用状況および分配金の予想については、2024年6月14日に公表予定の「2024年4月期決算短信（REIT）」にてお知らせする予定です。
結論
NTT都市開発リート投資法人の2024年4月期の運用状況および分配金予想の修正は、主にグランパークおよびガーデン板橋氷川町の持分取得による収益増加と修繕費の減少が反映された結果です。これにより、分配金の増加が期待されており、投資家にとって好ましい状況となっています。今後の予想についても、適時の情報提供が行われる予定です。
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